メルカリが8月9日に発表した2018年6月期連結決算は、売上高が前年比62.0%増の357億円、本業のもうけを示す営業損益が44億円の赤字(前期は27億円の赤字)でした。最終的なもうけを示す純損益は70億円の赤字(同42億円の赤字)となっています。連結の流通総額は前期比48.1%増の3704億円でした。

国内のフリマ事業がけん引しました。売上高は前年比57.3%増の334億円、営業利益は同65.7%増の74億円でした。

期末(18年6月末)のフリマアプリ「メルカリ」の国内累計ダウンロード数は7570万件となり、前の期末から2020万件増えました。月に1回以上利用する人は1075万人と230万人増えています。国内の流通総額は前期比49.5%増の3468億円となりました。

メルカリへの国内累計出品数は今年7月13日時点で10億品を突破したといいます。

米国事業が足を引っ張りました。メルカリは海外収益を開示していませんが、連結から国内(単体)を引いた試算では、海外事業と国内子会社を合わせた営業損益は118億円の赤字(前の期は71億円の赤字)でした。

米国でのアプリ累計ダウンロード数は3990万件となり、前の期末から1160万件増えました。知名度が低い米国で利用者を増やすため、上場で得た資金や国内で稼いだキャッシュを広告宣伝費などに回しています。

19年6月期の業績予想について、合理的な算定が困難なことから公表は控えるとしています。