ローソンは3月上旬にも、ネット通販で注文した野菜や肉などの生鮮品を店舗で受け取ることができるサービスを開始するようです。

2月27日付日本経済新聞によると「利用客は専用のスマートフォン(スマホ)アプリを通じて注文」「午前8時までに注文すると当日の午後6時までに指定した店舗に商品が届く」といいます。利用者は好きな時に店頭で商品を受け取り決済できます。

「1回あたりの注文は1千円以上で配送料はかからない。1日1回夕方に各店舗に配送し、翌日の午後9時まで商品を冷蔵室などに保管する」(同記事)といいます。

「扱う食品は生鮮品約100品目を含む500種類で、店頭では扱っていない商品が中心」「カット野菜などの食材と調味料がセットになった『ミールキット』25種類を用意」「産地にこだわったものや高級嗜好品などコンビニにはない商品もそろえる計画」(同記事)とのことです。

このサービスはまず、「東京都世田谷区、大田区、渋谷区、川崎市や横浜市の一部地域で開始する。受け取りができる店舗数は約200店からスタートし、その後は順次エリアを全国に広げる」(同記事)といいます。

ローソンでは2013年から生鮮品を含むネット通販を手がけていますが、平日に商品を受け取りにくい共働き世帯や単身世帯の人でも利用しやすくするよう、店舗での受け取りが可能なサービスに乗り出すことになったようです。

ネット勢の生鮮品の宅配は広がりを見せています。アマゾンは2017年4月に首都圏で「アマゾンフレッシュ」を始めました。アスクルはセブン&アイ・ホールディングスと組み、17年11月から「IYフレッシュ」を展開しています。楽天は米ウォルマートと組み、日本でネットスーパーを展開する方針です。

アマゾン、生鮮食品の配送サービス「アマゾンフレッシュ」を開始
セブン&アイとアスクルが1時間単位で生鮮品を宅配。レシピの食材を丸ごとお届け
楽天、ウォルマートと組みネットスーパーを開始

ローソンはグループで全国約1万4000店の店舗網を誇ります。ただ、同業者やネット勢、ドラッグストアとの競争が激化し、既存店の売上高が伸び悩んでいる状況です。ローソンとしては店舗で生鮮品を受け取りできるようにすることで利用客を呼び込み、ついで買いにもつなげたい考えです。