ドーナツ店運営のクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンが出店攻勢に打って出るようです。
3月12日付日経MJは「19年3月期は東京、大阪、名古屋の三大都市圏を中心に4期ぶりとなる2ケタの出店を計画する」と報じました。まず、4月27日に愛知県日進市の商業施設内に新店「MiO香久山店」をオープンします。
既存店の改装も進めています。3月15日に「有楽町イトシア店」(東京・千代田)、29日に「渋谷シネタワー店」(同・渋谷)をリニューアルオープンします。
同社は厳しい経営環境に置かれていました。コンビニ各社がドーナツ市場に参入した影響などで、17年3月期まで3期連続で最終赤字に陥るなど低迷していたのです。
事態を打開するため、地方や郊外の不採算店を相次いで閉鎖しました。「18年2月時点での店舗数は44店とピークの15年11月に比べ20店少ない」(同記事)といいます。
メニューの抜本的なテコ入れも行なっています。「日本人向けに甘みを抑えた商品やSNS映えするカラフルな商品を積極的に投入。来店客数が増え、既存店の売上高は18年2月まで7カ月連続で前年実績を上回った」(同記事)といいます。
コロワイドの大戸屋ホールディングス(HD)への敵対的TOB(株式公開買い付け)が成立した。成立がほぼ確実であることを事前に予想していたが、その通りになった。 チャンネル登録はこちら