1949年創業、東京メトロ日比谷線・都営浅草線の東銀座駅から徒歩1分のところにインド料理店「ナイルレストラン」があります。

とある週末の昼時、約10人の行列ができていました。なかなかの人気です。

店内はピンクを基調色としています。インドにありそうな置物やインドにまつわる書籍が置いてあるなど、インド色が強い造りとなっています。

メニューは、各種カレーライスを中心としたインド料理を中心に提供しています。その中で名物となっているのがカレーライスの「ムルギーランチ」(税込み1500円)です。鶏のモモ肉を7時間煮込んで作られたルーに岩手県産の米を使ったイエローライスと温キャベツ、マッシュポテトが添えられています。

店内を見回してみると、店内客の全員がムルギーランチを注文していました。店員さんが各客席で注文を受ける際に「ムルギーランチ?」とまず聞いており、ムルギーランチを暗に勧めていたことが影響していそうです。商売上手ですね。

店員さんは積極的にお客さんに声をかけていました。世間話をしたり冗談を言ったりしてお客さんを和ませることに努めていました。また、客席のコップの状況を常に気にかけており、水が少なくなっていることを確認するとすぐに注ぎに回っていました。接客サービス力が非常に高いお店ですね。

さて、「ムルギーランチ」を注文しました。

テーブルに置いてから、店員さんがフォークとナイフを使って骨つきの鶏肉をさばいて細切れにし、骨を取り除いてくれました。この作業は厨房でやればいいようにも思えますが、あえて客席で行っています。お客さんにその様子を見てもらって楽しんでもらおうとしているようです。

味はどうでしょうか。まずまず美味しいですね。ルーはマイルドでちょうど良い辛さです。鶏肉は柔らかくて美味しいですね。温キャベツとマッシュポテトをルーに混ぜることでよりマイルド感がでます。

美味しさに加え、接客サービスといった面でもたゆまぬ努力をしていることが同店の強さの源泉となっているようです。お客さんに満足してもらおうと日々努めていることがひしひしと伝わってきました。そうでなければ、60年以上も続かないでしょう。

行列ができるのも納得です。