添加物の使用をやめることで健康志向に配慮

 日本サブウェイは年内にサンドイッチの合成添加物3種類の使用をやめると発表した。合成調味料合成着色料合成香料の使用をやめるという。消費者の健康志向が高まるなか、合成原料の不使用をアピールすることで集客を図りたい考えだ。

 サブウェイは鶏肉などの生産過程で抗生剤などの使用を世界的にやめている。店舗で作るサンドイッチの具材(野菜や肉類など)では合成添加物の不使用を進めている。日本サブウェイも合成添加物を極力使わない取り組みを始めていた。

 日本サブウェイは合成添加物を使わない期間限定商品を用意した。岩手県や関東地方で高級肉料理店「格之進」を展開する門崎(かんざき)と組み、「金格バーグ」(890円)を開発した。格之進で人気のメニュー「金格ハンバーグ」を使ったサンドイッチで、合成着色料、合成香料、MSG(グルタミン酸ナトリウム)を一切使っていないという。

 日本サブウェイは苦戦が続いている。店舗数は激減しており、2014年には国内で480店を展開していたこともあったが、現在は310店を割り込んでいる。業績は厳しい状況が続いており、17年12月期まで3期連続で当期純損失を計上している。そうしたなか、合成添加物の使用をやめることでヘルシーなイメージを確立して集客を図り、反転攻勢に打って出たい考えだ。