セブン、新設する植物工場からレタスを大量調達

 セブン-イレブン・ジャパンが大規模な植物工場を設けるようだ。11月21日付日本経済新聞は〈セブン-イレブン・ジャパンは東京都と神奈川県の店舗で販売するサラダやサンドイッチ向けに、大規模な植物工場を設ける〉〈セブン専用の植物工場は同社向けに弁当などを製造するプリマハム傘下のプライムデリカ(相模原市)が、敷地内に約60億円をかけ建設。2019年1月の稼働を見込む〉と報じた。

 新設する工場ではレタスを生産する。〈発光ダイオード(LED)を使って1日でサラダ7万食に相当するレタスを生産する能力〉(同記事)があるという。今後は〈ホウレンソウなどの生産も検討〉(同記事)するとしている。

 セブン向けの食品工場は契約農家などから野菜を仕入れているため、天候により仕入れの価格や品質が大きく左右される。セブンは天候に左右されることがほとんどない植物工場の野菜の仕入れを増やすことで、安定的な調達を実現したい考えだ。

 植物工場からの仕入れはコストが高くなりがちだが、安定的な仕入れを実現することで廃棄を減らすことができるため、それによりある程度はコストを抑えることができる。今後は、技術の進展による植物工場のコスト低減が進むことに加え、調達先が増えることでより低コストでの仕入れが見込める。

 税負担が軽くなったことが植物工場の建設につながった面もある。〈今月、農地に植物工場を建設した場合、税制上の優遇を受けられることになった〉(同記事)という。