三陽商会は苦境が続く…

 三陽商会は12月25日、10~11月に募集した希望退職の応募者が247人に確定し、それに伴う特別損失として2018年12月期に約22億円を計上すると発表した。これにより、12月期通期の連結最終損益を6億円の赤字(前期は10億円の赤字)とし、従来予想(21億円の黒字)から一転して最終赤字に下方修正した。3期連続の赤字となる見通し。売上高は594億円(前回発表は605億円)に下方修正した。暖冬の影響で冬物衣料の販売が想定を下回ったことも響いた。

 同社は15年に英バーバリーのライセンス販売契約が打ち切られ、販売が苦戦するようになった。不採算店の閉鎖や人員整理を行うなど経営再建を進めている。今年10月には、販売職を除く従業員を対象に約250人の希望退職を募集し、247人が応募した。12月末に退職する。

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 特別退職金の支給や再就職支援などの関連費用で約22億円を計上する予定。販売職などを新規に正社員化し、賞与引当金も積み増す。