スマホ決済店拡大で客の利便性と店の生産性を高める狙い

 12月26日付日本経済新聞は〈ローソンは2019年10月までに、利用客がスマートフォン(スマホ)で商品のバーコードを読み取り、決済するサービスを1千店で導入する〉と報じた。レジの混雑を緩和し、利用客の利便性向上と店舗の生産性向上を実現したい考えだ。

 同社は今年4月、スマホで来店客が自ら会計する決済サービス「ローソンスマホペイ」を都内3店に導入した。9月から導入店を拡大しており、19年2月末までに都内などの大都市圏を中心に100店に広げる方針を掲げている。19年3月以降も増やし、19年10月から実施予定の消費税増税前までに1000店に広げる。

(関連記事:ローソン、スマホ決済店を100店に拡大。18年度中に

 ローソンスマホペイは、ローソンの公式アプリを起動し、棚から手に取った商品のバーコードをスマホのカメラで読み取るだけで支払いができる仕組みで、レジに並ばずに買い物ができる。導入店での実験では、利用者の入店から退店までの時間は約1分で、レジに並んで精算する場合に比べ3分短いという。

 セルフレジの実験も始める。〈ローソンは19年2月末までに自動釣り銭機能を備えた新型レジを全店に導入する。新型レジは消費者が自らレジ端末で商品を読み取り決済する「セルフレジ」にもできる。竹増貞信社長は「19年1月からセルフレジの実験も始めたい」と話す〉(同記事)という。

 ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」の苦戦が続いている。既存店売上高は8月まで17カ月連続で前年割れだ。直近決算では大幅減益となった。苦戦の理由として「家族連れに好かれていない」ことが挙げられる。それはなぜか?