通常料金は11%の値上げ

 キュービーネットホールディングスは2月1日、ヘアカット専門店「QBハウス」の料金を値上げした。税込みで通常料金を1080円から1200円、シニア料金は1000円から1100円に引き上げた。人手不足が深刻化するなか、値上げを原資に、スタッフの待遇改善につなげ、人材確保を狙う。人材教育にも投資する。

 通常料金は11%の値上げ、シニア料金は10%の値上げとなった。低価格を武器にしてきた企業にとって、値上げは顧客離れにつながるもろ刃の剣。10月には消費増税も控える。しかもQBハウスは今回の値上げで「1000円カット」の看板を下ろすことになる。

 2月1日付日経MJによると〈QBハウスでは利用者に対してサービスの価値を尋ねる調査を行なっており、その全国平均は1280円を超えた〉とし、QBネットHDは今回の値上げは消費者に受け入れられるとみている。一方で、〈QBネットHDは、今回の値上げで客足は6%程度落ち込み、戻るまでに最低1年かかると予測する〉(同記事)とし、客足が戻るのには時間がかかると予測している。

 QBネットHDは、〈まずは今回の値上げで得る資金をもとに、資格を持ちながら現場を離れた「休眠理美容師」を再教育する施設を現在の4カ所から増やす。カット技術や接客に関する研修を給料を支払いながら行い、6カ月後の現場復帰につなげる〉(同記事)という。

 値上げは吉と出るか凶と出るか。

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