2018年の免税品のシェアは約6%

 百貨店業界の訪日客への依存が強まっている。日本百貨店協会が1月23日に発表した2018年の免税売上高は前年比26%増の3396億円と過去最高を更新した。百貨店全体の売上高は17年比0.8%減の5兆8870億円で、免税品のシェアは約6%に高まった

 免税売上高は「爆買い」で好調だった15年などを上回り過去最高を更新した。化粧品や食品、服飾雑貨が引き続き人気となっている。

 ただ、足元では免税客の単価は中国当局による免税品への規制強化の影響などで下落し始めている。中国では旅行客が持ち帰る商品を免税の範囲内に収める規制を強化した。ネット通販に営業許可の取得などを義務付けたことなどが影響し、18年12月の購買単価が前年同月比2.3%減の約6万8000円に低迷した。

 ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」の苦戦が続いている。既存店売上高は8月まで17カ月連続で前年割れだ。直近決算では大幅減益となった。苦戦の理由として「家族連れに好かれていない」ことが挙げられる。それはなぜか?