出版不況が続く…

 出版業界の調査研究機関、出版科学研究所は1月25日、2018年の市場規模を発表した。紙と電子を合わせた推定販売金額は17年比3.2%減の1兆5400億円だった。

 紙の出版物は5.7%減の1兆2921億円で、14年連続のマイナスとなった。内訳では紙の雑誌が9.4%減の5930億円、書籍が2.3%減の6991億円だった。特に紙の雑誌の落ち込みが著しかった。

 一方、スマートフォンやインターネットで読む電子の出版物は11.9%増の2479億円だった。内訳では電子のコミックスが14.8%増の1965億円、書籍が10.7%増の321億円、雑誌が9.8%減の193億円だった。

 17年は漫画やアニメを著作権者に無断で掲載する海賊版サイトの「漫画村」の影響で電子コミックスが伸び悩んだものの、18年は漫画村が閉鎖されたことなどが影響し、売り上げが回復しているという。