シェアオフィスは需要が高まっている

 イトーヨーカ堂は2月8日、店舗内でシェアオフィスの展開を始めると発表した。

 不動産業のザイマックスが運営するシェアオフィス「ZXY(ジザイ)」を入れる。まず3月下旬に「イトーヨーカドー赤羽店」(東京・北)にテナントとして入居してもらう。防音の個室や4人用の打ち合わせ部屋、オープンスペース、定員11名の子どもが遊べるスペースなどを備える。ザイマックスと法人契約を結ぶ会員企業の社員が利用できるという。

 今後は、2020年2月末までに約10店舗に開設することを目指すとしている。

 ヨーカ堂は販売が振るわない自社で運営する衣料品などの売り場を縮小し、テナントへの切り替えを進めている。働き方改革で需要が高まるシェアオフィスを設置し、利用者を獲得したい考え。

 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら