現場の士気向上につなげたい考え

 2月20日付日本経済新聞は〈回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングスは店舗に最低でも年に1回、2日連続の定休日を導入する〉と報じた。これまで原則年中無休としていたが、休日の確保が現場の士気向上につながると判断したため、方針転換する。

 今月5日と6日に国内のほぼ全店に当たる500店を試験的に一斉休業した。これにより顧客の反発が懸念されていたが、〈顧客からの不満が少なかったため継続を決めた〉(同記事)という。

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 同社は2016年7月発表の中期成長戦略において、スシロー業態を新規で年に30~40店出店する方針を掲げている。人手不足が深刻化するなか、一斉休業を取り入れることで働きやすい環境を構築し、従業員の士気向上を図ることに加え、出店に向けて人材を確保したい考え。

 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら