再発防止に向け従業員教育を実施

 大戸屋ホールディングス(HD)は3月4日、定食チェーン「大戸屋ごはん処」の国内全350店を12日に原則一斉休業すると発表した。アルバイト従業員が店内で不適切な動画を撮影しSNS(交流サイト)に投稿した問題があり、再発防止に向けた従業員教育を実施するとしている。

 大戸屋HDでは2月、店舗内でアルバイトが配膳用のトレーで裸の下半身を覆う様子が映った動画がSNS上で確認された。2018年に撮影した動画を投稿したとみられ、同社は2月18日に従業員3人を退職処分にしたと発表していた。

 これを受けて、商業施設に入る一部の店舗を除いて休業し、研修を行う。ルールの遵守を呼びかけるなど勉強会を開く。衛生面への意識を高めるため、店舗の清掃も実施する。

 同社は4日、窪田健一社長ら取締役5人の月額報酬額を1カ月、10%減額する処分を発表した。経営責任を明確にする。

 また、19年3月期の連結業績予想の下方修正も発表した。売上高は従来より1億8000万円少ない258億2000万円(前期比2%減)、営業利益は1億円少ない4億7000万円(同26%減)を見込む。純利益見通しは4000万円少ない1億9000万円(同7%減)に引き下げた。

 飲食店やコンビニエンスストアでは、1月末から不適切な動画の投稿が相次ぐ。回転ずしの「無添くら寿司」では、アルバイトがゴミ箱に捨てた食材の魚をまな板に戻して調理しようとする様子を撮影した動画がSNS上で発覚した。

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