2体のロボットが漫才

 ロボットが実演販売する――。富士通とJR東日本傘下のジェイアール東日本商事などは3月1日、JR東京駅にある駅ナカ店舗でロボットを使った実演販売の実証実験を始めた。

 富士通が開発したロボット「ロボピン」2体が掛け合い漫才をしながら、行き交う人に話しかけ、商品の魅力を伝える。ロボットの背後に置いたデジタルサイネージ(電子看板)には商品画像や産地の映像を映す。

 ロボットは一方的に商品を紹介するのではなく、客に対し「今日の気分は?」などとたずねたりもする。客は備え付けられたマイクを通して「しょっぱい気分」「甘い気分」などと返事をすると、その好みに合った商品をロボットが紹介してくれる。

 実験を通じ、デジタルサイネージの上部に取り付けられたカメラで、時系列で集客状況を把握し、売り上げとの相関関係を分析する。集客状況や売り上げ動向などから実演の効果を検証する。

 実験は4月23日まで。東京駅構内の店舗「のものグランスタ丸の内店」で展開する。