取締役7人中5人入れ替え

 経営再建中の大塚家具は3月11日、現在の取締役7人のうち5人を入れ替える31日付の役員人事を発表した。経営陣を大幅に刷新し、業績改善を急ぐ。

 大塚久美子社長は留任する。取締役には社内から2人昇格させる。社外からは、資本・業務提携した日中間の越境EC(電子商取引)を手がけるハイラインズの陳海波社長、住友商事元副社長の佐々木新一氏ら3人を迎え入れる。

 久美子氏と旧知の仲とされ、久美子氏が父親の大塚勝久氏と経営権を巡って争った「お家騒動」で久美子氏を支持した社外取締役の大学院教授と弁護士は退任する。3月11日付朝日新聞DIGITALによると〈大塚家具によると、今回の人事案はハイラインズとの協議を経て決めたという。取締役が「(久美子氏の)アドバイザーとして機能していない」(陳氏)との考えが反映された模様だ〉という。

 あわせて会計監査人の変更も発表した。上場時から担当してきたEY新日本監査法人から、開花監査法人に交代する。

 決算期を変更することも発表した。これまでの12月期から4月期に変更する。事業の繁忙期と年度末の手続きが重なる現状を改め、業務の効率化を目指す。