店内で一切喫煙できない全面禁煙へ

 3月20日付日本経済新聞は〈ファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、9月から約3200店の国内店舗全店の店舗内を全面禁煙にする〉と報じた。タバコの煙を嫌う家族連れなどを取り込むほか、店舗で働く従業員の健康にも配慮し、全面禁煙とする。

 2020年4月に全面施行される改正健康増進法では、原則、飲食店は喫煙ブースを設置する全席禁煙か、店内で一切喫煙できない全面禁煙かを選ぶ必要がある。すかいらーくHDは喫煙ブースなどを設けず、全面禁煙とする考え。

 飲食チェーンの禁煙化を巡っては、日本マクドナルド日本ケンタッキー・フライド・チキンが既に禁煙化。「モスバーガー」のモスフードサービスサイゼリヤは現在禁煙化を進めている。

 居酒屋では禁煙化の動きは鈍いが、串カツ田中ホールディングスは18年6月から店舗の9割で全面禁煙にしたが、禁煙をアピールしたキャンペーンを行うなどして、喫煙しない客を呼び込むことに成功。既存店売上高が増収傾向にある。すかいらーくHDも〈全面禁煙をアピールし、家族連れやたばこの煙を嫌う客を呼び込むキャンペーンを実施する〉(同記事)ことで客数増を実現したい考え。