ファストパスを受け取る際に行列に並ばなければならないことも…

 3月25日付朝日新聞DIGITALは〈東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の人気アトラクションに並ばずに優先して入場できるファストパス(FP)が今夏から、来園中にスマートフォンでも取れるようになる〉〈運営するオリエンタルランドが明らかにした〉と報じた。

 FPは現在、「スペース・マウンテン」や「ニモ&フレンズ・シーライダー」など待ち時間が長い計18のアトラクションで出されている。各アトラクションの前に設置された専用の発券機で紙のFPを受け取り、FPに記載された時間に行けば、ほとんど並ばずに乗れる仕組み。便利なシステムだが、FPの発券がすぐに締め切られたり、FPの受け取りで長い行列ができることも多かった

 スマホでFPを取得できるようにすることで、発券機に行かなくても済むようになる。〈FPの取得後、次のアトラクションのFPを取れるまでに一定の時間がかかるしくみなどは今と変わらない。スマホを持たない来園者のために、発券機での配布も続けるという〉(同記事)。

 東京ディズニーリゾートは快適さの向上が課題だ。来園者数の増加で混雑が進み、アトラクションの待ち時間が数時間になることもざらで、快適なパークとは言いがたい状況が続いている。そうしたなか、近年はIT(情報技術)武装で快適さの向上を図っている。昨年7月には公式アプリを導入した。公式アプリでは、各アトラクションの待ち時間の目安がわかったり、待ち時間などにグッズを購入し、帰り際に土産店に足を運んで商品を受け取れたりする。こうしたことに加え、FPをスマホで取れるようにすることで、さらなる快適さの向上を実現したい考えだ。