不採算店の閉鎖などで約50億円の特別損失計上

 吉野家ホールディングス(HD)は3月29日、2019年2月期の連結純損益予想を従来の11億円の赤字から58億円の赤字(前の期は14億円の黒字)に下方修正した。牛丼チェーン「吉野家」の既存店売上高が計画を下回ることに加え、店舗の改装や不採算店の閉鎖に伴う約50億円の特別損失も発生し、赤字幅が拡大した。

 内訳は、「吉野家」がセルフ方式の導入などで11億円、不振による閉鎖などで、うどんチェーンの「はなまる」が14億円、しゃぶしゃぶ・ステーキの「アークミール 」が9億円、海外店舗が8億円、持ち帰りすしの「京樽」で3億円。

 連結売上高は前期比2%増の2023億円と従来予想を約26億円下回る。売上高の約5割を占める吉野家の通期の既存店売上高が0.8%増にとどまり、計画(1.5%増)に届かなかった。

 連結営業利益は従来より約10億円少ない1億400万円(前期比97%減)に下方修正した。販売減に加え、人手不足による時給上昇や出店増加による人件費増も響く。