高価格だが果たして…

 ファミリーレストラン「デニーズ」を運営するセブン&アイ・フードシステムズは4月19日、新業態のファミレス「グランダイナー」を東京都渋谷区にオープンした。

 とある日の昼時に新型店の幡ヶ谷店を訪れた。京王線の幡ヶ谷駅、笹塚駅からそれぞれ徒歩10分のところにある。20台停められる駐車場があるので車でも気軽に訪れることができる。

 店内は落ち着いた雰囲気があり高級感がある。一般的なファミレスとは趣が異なるように感じた。客席は空間を広くっており、広々としている。

 同店はファミレスとしては価格が高めだ。例えば、牛、豚、鶏の3種類の肉を盛り合わせた「特製お肉3種の盛合せプレート」は税別3400円だ。パスタも高額で、「天然海老と北海道産マスカルポーネのトマトクリーム」は同1200円となる。ワインも取りそろえ、「ドメーヌ・カズ・アルテ」はボトルで8000円にもなる。

 このように価格は高く、客単価はデニーズの1.5倍くらいになりそうなイメージ。一方でランチメニューは割安感がある。パスタかリゾットをメイン料理とするセットメニュー3種と肉料理をメイン料理とするセットメニュー3種があった。

 肉料理をメイン料理とするセットメニューは税別2000円、同1700円、同1500円の3種類がある。私は1700円のものを注文した。肉料理は5種類の中から「マテ茶鶏のオーブン焼き~黒酢ベリーソース」を選んだ。これにご飯(またはパンが選べる)と「グリーンサラダ&選べるデリ2種」、「ドリンクバー」、「本日のデザート」が付く。

 ドリンクバーは一般的なファミレスにはない飲み物もあってユニークだ。例えば、「ブルーベリービネガー」や「オーガニックワイルドベリー~ハイビスカス」といった見慣れない飲み物も取りそろえている。どれもおいしかった。

 「グリーンサラダ&選べるデリ2種」のデリは12種類の中から「たっぷりシーフードと野菜のマリネ」と「青パパイヤとマンゴーのラペ」の2種を選んだ。おいしかった。

 「マテ茶鶏のオーブン焼き~黒酢ベリーソース」は皮がパリパリで肉はジューシーでなかなかおいしかった。黒酢ベリーソースをかけて食べるとまた違った味わいを楽しめる。

 「本日のデザート」は「自家製マンゴープリン」(ハーフサイズ)だった。おいしかった。

 ファミレスとしては1700円はかなり高いが、味に見合った価格で満足感があった。雰囲気も申し分ない。アリだと思った。