家電と服を融合

 家電量販店大手ビックカメラ傘下のコジマは4月26日、ファーストリテイリング傘下のユニクロがテナントとして入る店舗をオープンした。

 旗艦店である「コジマ×ビックカメラ 静岡店」を改装オープンし、新たに1階にユニクロを配置した。ユニクロはこれまで、同店前の道路を挟んで向かいにあったが、改装を機に移転した。

 店舗は2階建てで、1階の半分にユニクロが入り、両社の売り場が隣り合うようにした。それぞれの商品を組み合わせた展示コーナーを設置するなど両社が融合した売り場を展開し、相互送客が生じるよう工夫を凝らしている。

 両社は地元の模型メーカーのタミヤとも組み、自動車模型「ミニ四駆」の3社のオリジナルデザイン常設コースなども設置した。

 子ども向けのプログラミング教室やミニ四駆の組み立て体験会などを開くスペースも設けた。

 ビックカメラとユニクロは2012年に共同運営の「ビックロ」をオープン。ビックカメラの家電とユニクロの衣料品を融合させた売り場を展開し、相互送客を実現してきた。静岡の店舗でも同様の取り組みをしてコラボを演出し、相互送客を実現したい考えだ。

 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら