ローソン系が音楽配信

 音楽・映像ソフト販売のローソンエンタテインメントは4月15日、定額制の音楽配信サービスを始めた。国内で音楽配信事業が広がるなか、定額配信で新たに音楽ファンを取り込み、米アマゾン・ドット・コムなど先行するIT大手に対抗する。

 台湾の音楽配信大手のKKBOXと組み、月額980円で約4000万曲を聴き放題とした「HMVmusic powered by KKBOX」を始めた。

 配信サービスの利用者を対象にポイントの付与や、ほかのサービスで使える割引クーポンの発行を検討する。また、HMVの店舗やライブ会場などと連動した企画を実施し、CDやDVD、グッズなどの販売につなげることも視野に入れる。

 定額制の音楽配信では米アマゾン・ドット・コムやスポティファイ(スウェーデン)、LINEなどが先行し、ローソンエンタは後発となる。そうしたなか、実店舗を持つ強みを生かして対抗したい考えだ。

 日本レコード協会によると、2018年の国内の音楽市場の規模は3048億円と17年比で5%増えた。そのうち音楽配信が13%増の645億円とけん引した。配信市場は5年連続で前年を上回っている。CDなど音楽ソフトが減少傾向にあるなか、各社は音楽配信を成長市場として力を入れている。