渡辺美樹氏が6年ぶりに復帰へ

 居酒屋大手のワタミは5月24日、創業者で自民党参院議員の渡辺美樹氏を取締役候補として6月24日の株主総会に提案すると発表した。渡辺氏は夏の参院選に出馬しない意向を表明しており、議員の任期が満了となる7月28日以降に、6年ぶりにワタミの経営陣に復帰する見通しとなった。

 渡辺氏は2011年の東京都知事選に出馬する際に代表取締役を退任。代表権のない取締役会長を13年6月まで務め、参院選に出馬するため辞任していた。

 ワタミは渡辺氏が政界に転じた14年3月期から2期連続で最終赤字を計上するなど経営が悪化。ブラック企業批判などで客離れが起き、主力の外食で苦戦した。15年に介護事業を売却したほか、居酒屋の業態転換に踏み切るなど経営改革を断行、19年3月期は13億円の最終黒字を確保した。

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