ココカラめぐりマツキヨとスギが争奪戦

 ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングス(HD)は6月5日、資本業務提携を協議中の同業ココカラファインと経営統合も含めて協議を進めると発表した。提携にとどまらず、統合まで踏み込んで協力関係を模索する。

 両社は4月26日に資本業務提携に向けた協議に入ると発表。医薬品の仕入れや物流、プライベートブランド(PB)商品の開発で協力を目指すとしていた。

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 一方で、ココカラは同業のスギHDとも経営統合の協議を始めたと6月1日に発表していた。ココカラをめぐり、マツキヨHDとスギHDが争奪戦を繰り広げる構図となっている。

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 くら寿司の客離れが深刻だ。2019年10月期の既存店客数は前期比6.3%減と大きく落ち込んだ。19年2月に世間を騒がせた「バイトテロ」が影響し、スシローなど競合に顧客が流出したとみられる。19年10月期連結業績もかんばしくなく、純利益は前期比27%減の37億円と大きく落ち込んだ。売上高は3%増の1361億円にとどまった。こうしたくら寿司の苦境について解説した。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら