「人手不足で」

 6月13日付西日本新聞は〈ハンバーガーチェーン「モスバーガー」の福岡市南区の店舗で、客に安全に提供できる時間として独自に定めた「使用期限」切れの食材が使われていたことが、あなたの特命取材班への内部告発で分かった〉と報じた。

 同日、モスバーガーを運営するモスフードサービスは、福岡市内のモスバーガー1店舗で使用期限切れの食材を使用していたと発表。同社のマニュアルでは調理後の焼き肉の使用期限は5分だが、実際には数時間保温し、客に提供していたという。

 〈モスフードサービスによると、この店舗では2016年4月ごろから、休日の繁忙時に「モスライスバーガー焼肉」の焼き肉を数人前作り置き〉(同記事)していた。〈店長は「人手不足から勝手な判断でやってしまった」と話した〉(同記事)という。

 モスフードサービスは内部通報を受けて現地確認を行ったところ、今年1月に使用期限に関するマニュアル違反を確認。〈常習的に行われていたとして、フランチャイズ契約を結ぶ長崎県の会社を指導した〉(同記事)という。

 モスフードサービスは「ご心配をお掛けしましたことをお詫び申し上げます」とコメントした。一方で、「加熱調理済みの製品を高温で保管しており、直ちに健康に影響を与える品質劣化の可能性は低い」とした。

 同記事ではさらに、〈複数の店関係者は「野菜などの使用期限を延ばすために、店長の指示で仕込み時間の改ざんも行った」と証言。同様の内部通報が同社にも寄せられたが、「店舗の訪問時に違反は確認できなかった」としている〉と報じている。

 モスバーガーでは昨年に食中毒事故が発生。トラブルが相次いでおり、モスバーガーの運営体制が改めて問われそうだ。

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