競争激化で苦戦している

 青山商事は6月7日、子会社が手がけるカジュアル衣料品店「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」の事業を、ライセンス供与先の米アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)へ譲渡することを検討すると発表した。採算改善が見込めないと判断したとみられる。

 子会社のイーグルリテイリングをAEO社に譲渡する方向で協議を進める。フランチャイズ(FC)契約期限は2022年2月だが、前倒しして終了する。年末までに結論を出す。

 青山商事はAEO社と日本におけるFC契約を締結して10年にイーグルリテイリングを設立。12年に日本1号店を東京・原宿に出店した。以後、出店を重ねて現在は約30店を運営する。19年3月期の売上高は122億円。

 ユニクロなどカジュアル衣料大手との競争が激化している。青山商事のカジュアル事業(19年3月期)は13億円の営業赤字に陥った。

 くら寿司の客離れが深刻だ。2019年10月期の既存店客数は前期比6.3%減と大きく落ち込んだ。19年2月に世間を騒がせた「バイトテロ」が影響し、スシローなど競合に顧客が流出したとみられる。19年10月期連結業績もかんばしくなく、純利益は前期比27%減の37億円と大きく落ち込んだ。売上高は3%増の1361億円にとどまった。こうしたくら寿司の苦境について解説した。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら