石油原料の使用削減

 6月24日付日本経済新聞は〈コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは7月中をメドに、おにぎり全品の包装を植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチック素材に切り替える〉と発表した。石油由来の素材を減らした環境にやさしい包材を主力商品に導入することで環境対応を強化する狙い。

 同社は全国に約2万1000店を展開。〈年に約22億7千万個のおにぎりを販売する〉(同記事)。今回の新素材を活用すれば、〈年間で二酸化炭素(CO2)排出量を約403トン、プラスチックの使用量を約260トンそれぞれ削減できる〉(同記事)という。

 同社は同様の取り組みとして、6月にバイオマスプラスチック素材を使ったスプーンとフォークを大阪の一部店舗で試験導入した。

 海洋汚染を引き起こす廃プラスチックの削減が社会的な課題になるなか、親会社のセブン&アイ・ホールディングス日本コカ・コーラと連携し、回収したペットボトルを使った再生ペットボトルで飲料をセブン-イレブンを含めたグループの店舗で販売する取り組みを6月から始めている。

 くら寿司の客離れが深刻だ。2019年10月期の既存店客数は前期比6.3%減と大きく落ち込んだ。19年2月に世間を騒がせた「バイトテロ」が影響し、スシローなど競合に顧客が流出したとみられる。19年10月期連結業績もかんばしくなく、純利益は前期比27%減の37億円と大きく落ち込んだ。売上高は3%増の1361億円にとどまった。こうしたくら寿司の苦境について解説した。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら