バイオマス素材のレジ袋を有料提供

 ミニストップは6月24日、レジ袋の無料配布を一部店舗で取りやめる実験を始めた。環境対策の一環で、2020年2月までに対象を約40店に広げる。

 実験を始めたのは、千葉市にある本社近くの2店舗。レジ袋を必要とする購入者には、バイオマスを使ったものを1枚3円で販売する。

 親会社のイオンは07年から、レジ袋の無料配布中止の取り組みを始めた。13年からは、400店超の総合スーパーで中止している。現在は食品スーパーなどを含めた約1700店に拡大。希望者にはバイオマス素材のレジ袋を有料で提供している。レジ袋の辞退率は8割に上るという。

 セブン-イレブンは30年をめどに、プラスチック製レジ袋の使用量ゼロを目指す。4月から横浜市内の一部店舗で紙製のレジ袋を客が選べる実験を始めた。ローソンは30年度に使用量半減を目指している。

 経済産業省は来年4月にもレジ袋有料化に踏み切る方針を示している。脱プラスチックに対する消費者の関心の高まりもあり、各社とも対応を加速させる必要がありそうだ。

 くら寿司の客離れが深刻だ。2019年10月期の既存店客数は前期比6.3%減と大きく落ち込んだ。19年2月に世間を騒がせた「バイトテロ」が影響し、スシローなど競合に顧客が流出したとみられる。19年10月期連結業績もかんばしくなく、純利益は前期比27%減の37億円と大きく落ち込んだ。売上高は3%増の1361億円にとどまった。こうしたくら寿司の苦境について解説した。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら