店舗とネットの長所をそれぞれ生かす

 家電量販店大手のビックカメラは7月1日、店舗とネットの融合を強化した新店を大阪府八尾市にオープンした。店舗とネットの融合を進め、消費者の買い方の選択肢を広げる。

 近鉄大阪線近鉄八尾駅前の複合商業施設「アリオ八尾」内の2階に総合店「ビックカメラ アリオ八尾店」をオープン。同時に、3階におもちゃ専門店「ビックトイズ アリオ八尾店」もオープンした。

 ビックカメラ アリオ八尾店では家電のほか、日用品や医薬品など非家電分野も広くそろえた。QRコードを商品カテゴリーごとに配置し、スマートフォンから注文できるようにしたり、商品情報を確認できるようにした。

 2階のビックカメラと3階のビックトイズを合わせた売り場面積は約3000平方メートルと小型のため、店頭に置いていない商品をインターネット通販サイトで購入できるようにして品ぞろえを補完する。

 店頭の価格表示は「電子棚札」で行う。競合の価格を基にネット通販の価格を頻繁に変更しているが、店頭価格にも即座に反映させる。ネット通販と店頭の価格の共通化を図る考え。

 店内には歯ブラシやマスクなどのサンプル品を置き、実際に手に取って確認できるようにした。実店舗ならではの強みを生かした体験型の店を意識している。

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