旗艦店の賃料が2倍近くに急騰

 ロイター通信と米CNBCテレビは7月13日、米高級百貨店バーニーズ・ニューヨークが7月中にも連邦破産法の適用を申請する可能性があると報じた。ニューヨーク中心部にある旗艦店の賃料負担が重く、資金繰りが悪化している。インターネット通販との競争激化も背景にある。

 バーニーズは早ければ月内にも破産を申請する可能性がある。ただ、身売りや追加融資などで破産を回避する道も探っている

 ニューヨーク・マディソン街にある旗艦店の賃料は今年、約1600万ドル(約17億円)から約3000万ドル(約33億円)まで高騰しており、利益が吹き飛ぶ計算だという。

 バーニーズは1923年創業。ニューヨークに本拠を置く。60年代に高級店に路線を転換した。多店舗展開に失敗して96年に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請し、再建に成功した。

 日本では、セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社バーニーズジャパンが米バーニーズとの契約に基づき東京・銀座などで12店舗を展開している。