赤字転落見込み

 弁当店「ほっともっと」を運営するプレナスは8月9日、ほっともっとの直営190店を9月以降に閉店すると発表した。人件費を含む店舗運営コストが上昇しており、不採算店を中心に閉鎖を進め、構造改革を急ぐ。

 プレナスは7月末時点でほっともっとを全国に約2700店を展開している。このうち直営店は約900店。同社は直営店運営から、オーナーを募ってフランチャイズ化を進めてきたが、採算がとれない店ではフランチャイズ化が難しいと判断。フランチャイズ化が見込めない直営店については閉店することにした。

 2020年2月期に店舗の原状回復費用などを追加計上する。連結の通期予想を売上高1592億円から1533億円、純損益を2億4000万円の黒字から8億3000万円の赤字に下方修正した。通期の赤字は2年連続となる。

 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら