スギ敗れる
ドラッグストア大手のココカラファインは8月14日、同業のマツモトキヨシホールディングス(HD)と経営統合に向けた協議に入ると発表した。スギHDからも経営統合を打診されていたが、マツキヨHDと組む方が相乗効果が大きいと判断した。統合が実現すれば、売上高1兆円規模になり、業界首位となる。
ココカラは社外の有識者らからなる特別委員会を設置。特別委はマツキヨHDとスギHDとの経営統合などに関して検討していた。ココカラは特別委とは別に取締役会で検討を進め、特別委からの報告も踏まえ、マツキヨHDと組む方が相乗効果が大きいと判断した。
ココカラはマツキヨHDがプライベートブランド(PB)商品の開発などに優れていることを評価した。
ココカラは今後のマツキヨHDとの協議について、「両社で日程を決め、速やかにマツキヨHDに独占交渉権を付与する」としている。
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コロワイドの大戸屋ホールディングス(HD)への敵対的TOB(株式公開買い付け)が成立した。成立がほぼ確実であることを事前に予想していたが、その通りになった。 チャンネル登録はこちら
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