廃棄費用が減少

 8月16日付日本経済新聞は〈ファミリーマートが「土用の丑(うし)の日(7月27日)」のウナギの販売を原則予約制にした結果、フランチャイズチェーン(FC)加盟店のウナギに関する利益が前年比約7割増になったことが分かった。売れ残りに伴う廃棄が大幅に減ったことが主因。ウナギの販売額は前年比約2割減だったが、予約件数は2倍になった〉と報じた。

 予約は6月1日から7月24日に実施。予約期間は昨年より2週間早めた。4種類を前年と同じ価格で全店舗で予約販売。早く予約すれば代金を割り引くなどの施策を講じた。その結果、予約件数は昨年の約2倍に増えた。

 昨年までも予約販売は実施していたが、当日販売する商品もあった。今年は当日の購入客を取り込めず、販売額は約2割減った。

 ファミマでは売れ残った商品の廃棄で生じる損失の大部分を加盟店側が負う。売れ残りに伴う廃棄が減ったため、加盟店の利益は約7割増えた。商品を引き取りに来ない客がいるなどで廃棄はゼロにならなかった。

 ファミマは〈クリスマスケーキや恵方巻きでも同様の対応をとる方針〉(同記事)だという。売れ行きが数日に限定される季節商品の完全予約がコンビニ全体に広がる可能性もある。