時短営業と売り場の無人化を両輪に

 8月23日付時事通信は〈ファミリーマートは23日、10月中旬から全国の加盟店約700店を対象にした大規模な夜間の時短営業実験を行うと発表した。沢田貴司社長が東京都内で開いたフランチャイズ(FC)店オーナー向けの説明会で表明、「今回の実験を踏まえ、12月に一定の方向性を出したい」と述べた〉と報じた。

 ファミマは2017年から一部の店舗で時短営業の実験を始めた。今年6月からは東京、秋田、長崎の計24店舗で時短営業の実験をしているが、今回は最大700店まで実験を拡大する予定。

 ファミマが6月にFC加盟店約1万5000店を対象に実施した時短営業に関するアンケートでは、約半数が「検討したい」と回答したという。

 ファミマは深夜の売り場無人化の実験も検討している。8月23日付47NEWS(共同通信)は〈ファミリーマートは23日、深夜に店舗売り場を無人化する実証実験を検討していると明らかにした。時短営業の実験拡大に関するオーナー説明会で表明した。夜はセルフレジで客が自ら決済し、店員は待機要員にとどめることで人手削減と収益性が両立するかどうかを調べる〉と報じた。

 売り場の無人化はローソンが23日から横浜市の店舗で実験を始めた。午前0~5時の深夜帯は売り場を無人にする。当初はバックヤードに店員1人を待機させるが、完全無人化も検討するという。

 ファミマは時短営業と売り場の無人化を人手不足対策の両輪と位置付ける考えだ。

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