顧客流出を防ぐ狙い

 9月7日付日本経済新聞は〈セブン&アイ・フードシステムズは6日、ファミリーレストラン「デニーズ」の消費増税後のメニューを発表した。店内で飲食すると税率が10%になるため、「和風ハンバーグ」(754円)「ミートスパゲッティ」(同)など主力7商品は本体価格を引き下げて税込み価格を維持する〉と報じた。外食は軽減税率の対象外だが、人気商品の価格を維持することで顧客のつなぎ留めを狙う。

 主力商品の価格を維持するのは、他の外食店や、軽減税率の適用やキャッシュレス決済のポイント還元策で需要増が見込まれるコンビニ弁当などに顧客が移ることを防ぐためだ。

 外食大手では、牛丼チェーンの「すき家」や「松屋」が主力の「牛丼」や「牛めし」の並盛りの税込み価格を維持し、実質的に値下げする。「ケンタッキーフライドチキン」は主力のオリジナルチキンの税込み価格を維持するなど、つなぎ留め策を打ち出している。

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