従業員の作業軽減

 ローソンは9月以降に出店する新店で、ホットスナック「からあげクン」などレジカウンターで販売する商品を、利用客が自分で取り出す什器を導入する。電子レンジも利用客が操作できるようにする。客が選びやすくするほか、従業員の作業負担の軽減を狙う。

 昨年から試験導入を行ってきたが、効果が見込めたことから、9月以降に出店する新店で標準導入する。

 混雑時は注文しづらいとの利用客の声があったため、利用客が直接開けられる什器を導入。利用客が自分で取り出して、レジまで持っていく方式とした。これにより「ゆっくり選ぶことができる」との声が寄せられたという。

 利用客が自分で取り出す什器の導入で、1日あたりの作業時間は約1時間削減。電子レンジのセルフ化では30分削減できたという。

 コンビニエンスストアは消費者に手厚いサービスを提供してきたが、人手不足が深刻化するなか、サービスの一部を来店客に担ってもらう取り組みが広がっている。

 利用客が自分で精算する「セルフレジ」はコンビニ各社が本格導入を表明している。ローソンはセルフレジに切り替えられるレジを全店に導入した。10月の消費増税までに全国規模でセルフレジの運用を始める。

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 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら