開放的なテラスを備える

 新しい商業施設「コレド室町テラス」が9月27日、東京・日本橋にオープンした。

 目玉となるのが、日本初出店となる台湾の書籍・雑貨店「誠品生活」。日本の「蔦屋書店」開業の際に参考にされたことでも知られている。

 コレド室町テラスは三井不動産が開発した複合施設「日本橋室町三井タワー」の地下1階から地上2階に入居する。誠品生活を含む31店舗が軒を連ねる。

 とある日の昼時にコレド室町テラスを訪れた。建物の1階入り口前にはガラスの大屋根が付いた約1500平方メートルものテラスが広がっている。イスとテーブルが置かれており、休憩や食事などで利用できる。屋根はガラスなので太陽光がたっぷり入る。テラスには多くの樹木が植えられており、快適な空間が広がっていた。屋根が付いているので雨が降っても問題なく過ごせそうだ。

 テラスの一角には、洋菓子「白い恋人」で知られる石屋製菓の直営カフェ「イシヤ 日本橋」が。パンケーキ、「白い恋人」が付いたブレンドコーヒー、ソフトクリーム、パフェなどを提供する。パンケーキを食べてみたかったが、出来上がるのに1時間かかると言われて断念。そこで「白い恋人ソフトクリーム(ミックス)」(税込み400円)を注文。なかなかおいしかった。

 コレド室町テラスの2階には誠品生活が入居している。

 書籍ゾーン(誠品書店)にはこだわりの書籍が並べられてある。日本語の書籍が中心だが、外国語のものもあった。一般的な売れ筋のものの他にややマニアックなものも置いており、選書はオリジナリティー溢れていた。文具ゾーンにはデザイン性の高い文具が並べられてあった。レストラン・食品ゾーンも個性的だ。物販・ワークショップゾーンも独特。

 地下1階には「スターバックスコーヒー」をはじめ、「鉄板焼・お好焼 maido OSAKAきっちん。」や海鮮居酒屋「魚盛」など9つの飲食店が並ぶ。地下1階は駅と直結している。

 1階は雑貨や食品の販売店、飲食店が並ぶ。和の雑貨と食品を扱う「日本百貨店」や錫(すず)製の雑貨を販売する「能作」など個性的な店が展開されている。テラスに面した一角には、イタリア・ナポリの老舗ピザ店で日本初出店となる「ジーノ ソルビッロ アーティスタ ピッツア ナポレターナ」も。

 コレド室町テラスは個性的な店が多く、ぶらぶらするだけでも楽しい。また、テラスが思った以上に開放的で良かった。

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