8種類のチキンラーメンメニューを提供

 日清食品は10月3日、即席麺「チキンラーメン」を使ったメニューだけを提供する店舗を期間限定で東京・渋谷に開いた。

 店名は「(せつ)」で、渋谷・井の頭通り沿いに13日まで展開する。「説」とは「巷で噂のチキンラーメンのおいしい食べ方」のことで、説を基に作った全8種類のメニューを提供する。200円(税込み)の入場券を店頭で購入すると、好きなメニュー1杯を食べることができる。

 メニューは「ミルチキまろうますぎる説」「トマチキまさかのバカウマ説」「半身浴バリバリでうまい説」「サバ缶ぶっこみで魚介と鶏ガラのWスープになる説」「カラムーチョドバのせ背徳感ハンパない説」「女の子の家に遊びに行ったらこんなサラダ出てくる説」「柚子ポン酢ぶち込むだけで新たな世界が開ける説」「青のりガリバタチキ前歯気になるけどやめられない説」の計8種。全てのメニューにお通しとして20グラムのチキンラーメン「麺クズ最強説」が付いてくる。

 とある日の昼時に同店を訪れた。話題の店とあってか、多くの人で賑わっていた。

 1番人気と言われた「トマチキまさかのバカウマ説」を注文した。トマトジュースのスープでチキンラーメンが煮込まれており、上に粉チーズが載せられている。「麺クズ最強説」が先に提供された。

 味はどうだろうか。なかなかおいしい。いたってシンプルなトマト味がするラーメンで、普通においしい。200円ならアリだと思った。

 こういったかたちで様々な食べ方を提案するというのは面白い試みだ。同店の売り上げは微々たるものだろうが、メディアやSNSなどを通じた情報の拡散でチキンラーメンの販売増が期待できるだろう。

 定食店「大戸屋ごはん処」を展開する大戸屋ホールディングスが岐路に立たされている。同社は5月25日、2020年3月期連結決算の最終損益が11億円の赤字(前期は5500万円の黒字)に転落したと発表した。合わせて、今期(21年3月期)中に12店を閉鎖することも発表している。業績が厳しい状況にあるが一方で、焼肉店「牛角」などを展開するコロワイドが大戸屋の乗っ取りを画策している。大戸屋は業績の回復と乗っ取りの阻止という2つの対応に迫られている。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら