「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスは2019年12月27日、第三者割当による新株予約権を発行して資金調達すると発表した。69億円の調達を想定するが、金額が増減する可能性がある。主力事業の「いきなり!ステーキ」の既存店売上高は19年11月まで20カ月連続で前年同月を下回っており、不振が続いている。これが響き、ペッパーは、19年12月期連結決算の純損益が25億円の赤字になる見込み。財務体質を強化し事業の立て直しを図る。

 定食店「大戸屋ごはん処」を展開する大戸屋ホールディングスが岐路に立たされている。同社は5月25日、2020年3月期連結決算の最終損益が11億円の赤字(前期は5500万円の黒字)に転落したと発表した。合わせて、今期(21年3月期)中に12店を閉鎖することも発表している。業績が厳しい状況にあるが一方で、焼肉店「牛角」などを展開するコロワイドが大戸屋の乗っ取りを画策している。大戸屋は業績の回復と乗っ取りの阻止という2つの対応に迫られている。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら