新型コロナウイルスの感染拡大が外食・小売りチェーンに深刻な影響を及ぼしている。ファミリーレストラン大手のサイゼリヤは2020年3月の既存店売上高が前年同月比21.5%減だったと発表した。三越伊勢丹ホールディングス(HD)は3月の国内百貨店の既存店売上高(速報値)が35.1%減だったという。どちらも異常なマイナス幅だ。こういった厳しい状況が次々と報告されている。このコロナ禍で外食・小売りチェーンがやるべきこととは何か。

 アパレル大手のレナウンが倒産した。同社は2020年5月15日、東京地方裁判所より民事再生手続き開始決定および管理命令を受けたと発表した。負債総額は3月31日現在で138億7900万円。今後はスポンサーを探し、事業の維持・再生に取り組む考えだ。厳しいのはレナウンだけではない。百貨店向けアパレルはどこも厳しく、オンワードホールディングスは20年2月期に国内外で約700店を閉店したが、21年2月期も約700店規模を閉店する方針だ。  icon-arrow-circle-right チャンネル登録はこちら